山陽新聞デジタル|さんデジ

県産米粉でおにぎりみたいなパン 山崎製パンとローソン 4種類開発

岡山県産の米粉を使った「おにぎりみたいなパン」4種類
岡山県産の米粉を使った「おにぎりみたいなパン」4種類
「おにぎりみたいなパン」を手にする(左から)仮谷工場長、伊原木知事、高橋プレジデントら
「おにぎりみたいなパン」を手にする(左から)仮谷工場長、伊原木知事、高橋プレジデントら
 製パン大手の山崎製パン(東京)とコンビニ大手ローソン(同)は、岡山県産の米粉を使った「おにぎりみたいなパン」4種類を開発し、25日から中四国地方のローソン店舗で順次販売する。3月のコッペパンに続く県産米粉パンの第2弾。21日に両社の関係者が県庁を訪れ、伊原木隆太知事にPRした。

 開発したパンは、おにぎりをイメージした三角形で、もっちりとした食感の生地で具材を包む。4種類のうち、「ツナマヨネーズ」と「キーマカレー」は25日から8月21日まで、「明太高菜」と「おかかチーズ」は同15日から9月ごろまで販売する。取扱店舗は、県内全店を含む1550店。価格はいずれも149円。

 両社は、県産米粉の消費拡大に向けた県の提案を受け、まずコッペパンを開発。好評だったため、新商品を考案した。4種類とも山崎製パン岡山工場(総社市井尻野)で製造する。

 県庁では、伊原木知事が試食し「企業の力を借りることで、岡山の産品の良さをしっかり広めたい」と述べた。同工場の仮谷新二郎工場長は「米を食べているような食感と満足感にこだわった」、ローソンの高橋忠男・中四国カンパニープレジデントは「地域産品をPRする一助になれば」と話した。

(2023年07月21日 16時49分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ