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被爆「最大の悲劇」と追悼 ウクライナ国連大使、長崎に

 ウクライナのキスリツァ国連大使(右)と握手する指揮者の伊藤玲阿奈氏=20日、米ニューヨーク(共同)
 ウクライナのキスリツァ国連大使(右)と握手する指揮者の伊藤玲阿奈氏=20日、米ニューヨーク(共同)
 【ニューヨーク共同】「人類にとって最大の悲劇の一つを経験した」。広島と長崎の原爆の日を前に、ウクライナのキスリツァ国連大使が20日、ニューヨークのウクライナ国連代表部で、長崎市民へのメッセージを米在住の指揮者伊藤玲阿奈氏(44)に手渡した。8月6日に長崎原爆資料館でのイベントで読み上げられる。

 福岡県出身で、高校時代を長崎県で過ごした伊藤氏がメッセージを要望していた。キスリツァ氏はメッセージで原爆の犠牲者を追悼し、核の惨禍が「二度と起きるべきではない」と訴えた。ロシアの核の脅威が高まる中、核廃絶に向けて証言を伝え続けてほしいと願った。

(2023年07月21日 09時02分 更新)

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