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日航機、燃料不足で優先着陸要求 国交省、重大インシデントに認定

 日航は13日、羽田発函館行き日航585便ボーイング767が12日、視界不良のため着陸できず、目的地を新千歳空港に変更したと発表した。同機は残りの燃料が社内規定を下回った状態で着陸する可能性があり、優先着陸を要求。国土交通省は緊急措置の必要があった燃料の欠乏だったとして、重大インシデントに認定した。けが人はいない。

 日航によると、585便は12日午前7時43分に羽田空港を出発、函館空港への着陸を2回試みたが視界不良で断念し、新千歳空港に行き先を変更した。新千歳空港着陸時に燃料が少なくなっており、優先的に着陸できるよう要請した。

(2023年07月13日 19時22分 更新)

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