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3カ国の水球代表 児童と交流 世界水泳選手権前に倉敷で合宿

倉敷西小児童の質問に答える選手ら
倉敷西小児童の質問に答える選手ら
 16日から福岡市で開催される世界水泳選手権の水球競技に向け倉敷市内で事前キャンプを行っている日本、オーストラリア、スペインの女子代表が13日、倉敷西小(同市中央)を訪問。競技に関する質疑応答などを通じて児童と交流した。

 体育館で交流会があり、選手とコーチら約60人が5、6年生計約90人に拍手で迎えられ入場。6年生がシャインマスカット、倉敷美観地区など地域の特産品や名所、日本各地の魅力を写真を交え紹介した。

 質問コーナーでは児童が「水球を始めたきっかけは」「日頃の練習方法は」などと次々にマイクを握った。選手は「水泳とバスケットボールを足したような競技で気に入った」「シュートやジャンプ、筋トレに励んでいる」と笑顔で応じた。

 5年男子(11)は「迫力のある体つきで驚いた。試合で頑張ってほしい」、オーストラリア主将のゾイエ・アランチニさん(32)は「子どもたちの笑顔に元気をもらった」と話した。

 この後、児童たちは日本代表選手の手ほどきで水球を体験した。

 選手一行は14日まで倉敷市に滞在する。

(2023年07月13日 16時39分 更新)

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