山陽新聞デジタル|さんデジ

温かみあるちぎり絵楽しんで 矢掛で作品展 風景や自然題材

展示された自作(左)を見る椎葉さん
展示された自作(左)を見る椎葉さん
 ちぎり絵作家の椎葉美恵子さん(72)=岡山県矢掛町=と指導を受ける生徒22人による作品展が、中国銀行矢掛支店(同町矢掛)で開かれている。21日まで(平日のみ)。

 椎葉さんは約30年前に制作を始め、現在は自宅と町内の三谷、小田両公民館で教える。会場には風景や自然を題材にした作品を1人1点ずつ計23点並べた。

 椎葉さんの「日向・馬ケ背を旅して」は、家族旅行で訪れた宮崎県日向市の海岸がモチーフ。海の“表情”を再現するため、同じ青色でも濃さの異なる和紙を組み合わせ、あえてしわを入れるなど工夫を施している。

 このほか、ヒマワリやアジサイを美しく表現した力作もあり、来場者が見入っている。

 椎葉さんは「ちぎり絵ならではの、繊細だけど温かみのある作風を楽しんでほしい」と話した。

(2023年07月13日 14時49分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ