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ファジ 豪雨被災者の支援活動紹介 試合会場に特設ブース開設

写真入りのパネルを手に、災害当時の様子を伝える濱田水輝(左)=シティライトスタジアム
写真入りのパネルを手に、災害当時の様子を伝える濱田水輝(左)=シティライトスタジアム
 2018年7月の西日本豪雨から5年を迎えるのに合わせ、J2ファジアーノ岡山は5日、藤枝戦が行われたシティライトスタジアム(岡山市)にクラブの被災者支援活動を紹介する特設ブースを設け、サポーターらに防災意識の向上を呼びかけた。

 選手が現地に支援物資を届けたり、街頭で募金活動を行ったりする様子を収めた写真約30点を展示。災害発生当時から在籍するDF濱田ら3選手が被災者に向けたメッセージをつづったボードも並べた。

 試合前には浜田と岡山市出身のMF山田恭がブースを訪れ、写真入りのパネルを使って災害時の状況をサポーターらに説明。濱田は「被災者が受けた傷は計り知れない。この悲惨な出来事を風化させないよう今後も語り継いでいきたい」と話していた。

(2023年07月05日 20時17分 更新)

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