【パリ共同】フランス・パリ郊外で警察官が少年(17)を射殺したことへの抗議は5夜目となる1日夜から2日未明にかけて続いた。警察官ら4万5千人が警戒に当たったが、一部は暴徒化。内務省によると、2日未明にかけて719人が拘束され、警察官ら45人が負傷した。規模は前夜までに比べ縮小傾向だが、暴動は依然収束のめどが立たず、マクロン大統領には大きな打撃となっている。
事件が起きた6月27日から拘束された人数は3千人超に上る。フランスメディアによると、パリ郊外ライレローズの市長宅が7月2日未明に襲撃され、妻と子どもが負傷した。ボルヌ首相は声明で「容認できない行為だ」と強く非難した。
政府は6月30日夜に略奪や破壊行為など激しい暴動が起きた南部マルセイユやリヨンに警察官らを増派したが、マルセイユでは7月1日夜も中心部で警察官と暴徒の激しい衝突が起きたもようだ。
パリでも目抜き通り、シャンゼリゼ通りにソーシャルメディアで暴徒の集結の呼びかけがあったとして警備が強化されたが、大きな混乱はなかった。
事件が起きた6月27日から拘束された人数は3千人超に上る。フランスメディアによると、パリ郊外ライレローズの市長宅が7月2日未明に襲撃され、妻と子どもが負傷した。ボルヌ首相は声明で「容認できない行為だ」と強く非難した。
政府は6月30日夜に略奪や破壊行為など激しい暴動が起きた南部マルセイユやリヨンに警察官らを増派したが、マルセイユでは7月1日夜も中心部で警察官と暴徒の激しい衝突が起きたもようだ。
パリでも目抜き通り、シャンゼリゼ通りにソーシャルメディアで暴徒の集結の呼びかけがあったとして警備が強化されたが、大きな混乱はなかった。
(2023年07月02日 20時52分 更新)