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高浜1号機に燃料装填開始 国内最高齢、7月再稼働

 高浜原発1号機の再稼働に向け、プールから取り出される燃料集合体=22日午後、福井県高浜町(代表撮影)
 高浜原発1号機の再稼働に向け、プールから取り出される燃料集合体=22日午後、福井県高浜町(代表撮影)
 関西電力は22日、高浜原発1号機(福井県高浜町)の原子炉に核燃料を装填する作業を始めた。25日までに157体の燃料集合体を入れ、7月28日に再稼働する見通し。再稼働すれば、営業運転開始から48年と国内最高齢の原発の運転になる。

 作業は午前8時から開始。燃料プールにある長さ約4メートルの燃料集合体を1体につき約30分かけて、クレーンで原子炉に移動させた。

 高浜1号機は当初6月初めごろの再稼働を予定していたが、火災防護設備の追加工事が必要になり、延期していた。同様に遅れている高浜2号機は9月に再稼働予定で、廃炉中を除いた関電の全原発7基が稼働することになる。

(2023年06月22日 18時30分 更新)

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