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特別ツアーや列車運転体験 満喫を JR岡山支社 7月から「フェス」

 JR西日本岡山支社は7~9月、観光列車の特別ツアーや運転体験などで鉄道の多彩な魅力を伝える「おか鉄フェス2023」を開く。岡山県などと連携し「岡山デスティネーションキャンペーン(DC)」の後継として展開する「アフターDC」に合わせて行う。20日の記者会見で概要を公表した。

 特別ツアーは8月11日と、20、21日の1泊2日で実施し、いずれも週末を中心に走る津山線の観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」を姫新線に乗り入れて運行。11日は県北6市町村の食材を盛り込んだ弁当を列車内で味わうほか、勝央町でブルーベリーの収穫やパフェ作りを体験。20、21日は津山市内の散策、新見市特産の千屋牛やキャビアの試食などがある。いずれのツアーも一部区間はバスで移動する。

 7月29、30日は和気町の運転訓練施設で運転や車内アナウンスの体験イベントを実施。観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の特別運行(7~9月)、津山線牧山駅近くにあるヒマワリ畑でのマルシェ(8月5、6日)なども企画している。

 フェスは昨年に続き2回目。同支社の伊東暁・ふるさとおこし本部長は会見で「新型コロナウイルス禍で昨年は旅行できなかった人もいたはず。多様なテーマで岡山の旅を楽しんでほしい」と述べた。

(2023年06月20日 19時38分 更新)

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