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セブン岡山出店30年で記念商品 県産食材の弁当やスイーツ7品

県産の豚肉やパプリカなどを使った新商品
県産の豚肉やパプリカなどを使った新商品
県産食内などを使った新酒品を手にする伊原木知事(中央)、日塔氏(左)ら
県産食内などを使った新酒品を手にする伊原木知事(中央)、日塔氏(左)ら
 セブン―イレブン・ジャパン(東京)は20日、岡山県出店30周年を記念し、県産食材を使った弁当やスイーツなど新商品7品を発売した。県内と四国地方の679店で販売。地産地消の推進や地域の活性化につなげる。

 7品は、豚丼(税別650円)、冷製パスタ(同530円)、シュークリーム(同180円)など。豚丼は県産のブランド豚肉・ピーチポークに甘辛いたれを絡め、食欲をそそる味わいに仕上げた。パスタは笠岡市産のフルーツパプリカをトッピング。シュークリームは真庭市蒜山地域のジャージー牛乳を原料にした桃風味のムースを詰めている。一部商品は広島県などの店舗でも扱う。

 同社は1993年に岡山県内に初出店し、現在は319店を展開。今年で創業50周年を迎え、地元の食材を活用した商品開発など地域密着の取り組みを全国的に強化している。県とは地産地消などに取り組む「地域活性化包括連携協定」を2008年に結んでいる。

 この日は県庁で発表会があり、伊原木隆太知事が豚丼などを試食した。同社商品本部地区MD統括部中国・四国地区シニアマーチャンダイザーの日塔寛氏は「うまみや濃厚さなど、素材の持ち味を生かした商品に仕上がった。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と話した。

(2023年06月20日 17時18分 更新)

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