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「エネ庁から説明聞く」 仏への燃料搬出で、福井知事

 関西電力の原発の使用済み燃料をフランスへ搬出する計画について意見交換する福井県の杉本達治知事(左手前から2人目)と西村経産相(右端)=19日午後、経産省
 関西電力の原発の使用済み燃料をフランスへ搬出する計画について意見交換する福井県の杉本達治知事(左手前から2人目)と西村経産相(右端)=19日午後、経産省
 福井県の杉本達治知事は19日、経済産業省を訪れ、関西電力の原発の使用済み燃料を再処理のためフランスへ搬出する計画について、西村康稔経済産業相と意見交換した。杉本氏によると、計画を使用済み燃料の中間貯蔵と同等と見なす関電の考えを巡り、西村氏は23日に県や県議会に対し資源エネルギー庁担当者から説明すると報告。杉本氏は「話をしっかり聞き、いろいろな質疑をする」と述べた。

 杉本氏は面会後報道陣に、23日に向けてエネ庁への確認事項を取りまとめる方針を明らかにした。関電への対応は「(原発)立地市町の意見や県議会の議論を踏まえた上で考えたい」と話した。

(2023年06月19日 19時55分 更新)

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