本格的な夏の訪れを前に、笠岡市の帽子メーカーで麦わら帽子作りが最盛期を迎えている。手作業で丁寧に縫製された帽子が作業場に積み上げられ、出番を待っている。
同市小平井の石田製帽では、麦わらや麻など天然素材で編んだ真田ひもを職人たちがミシンで渦巻き状に縫い合わせ、アイロンで形を整えたり、リボンを取り付けたりして一つ一つ仕上げている。色や形の異なる約150種類を用意し、8月までに約5千個を出荷する予定。
製品は全国の百貨店などに並ぶ。売れ筋は1万5千円前後。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、外出の機会が増えていることもあり、売り上げは昨年より伸びているという。
同社は「自分のお気に入りの帽子を見つけて楽しんでほしい」としている。
井笠地域はかつて、麦わらをひも状に編んだ麦稈(ばっかん)真田の生産が盛んだったことから、麦わら帽子が地場産業として発展した。
同市小平井の石田製帽では、麦わらや麻など天然素材で編んだ真田ひもを職人たちがミシンで渦巻き状に縫い合わせ、アイロンで形を整えたり、リボンを取り付けたりして一つ一つ仕上げている。色や形の異なる約150種類を用意し、8月までに約5千個を出荷する予定。
製品は全国の百貨店などに並ぶ。売れ筋は1万5千円前後。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、外出の機会が増えていることもあり、売り上げは昨年より伸びているという。
同社は「自分のお気に入りの帽子を見つけて楽しんでほしい」としている。
井笠地域はかつて、麦わらをひも状に編んだ麦稈(ばっかん)真田の生産が盛んだったことから、麦わら帽子が地場産業として発展した。
(2023年06月08日 21時16分 更新)