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「鳥取砂丘らっきょう」出荷式 天候恵まれ大ぶりに

 初荷出発式を前に行われた、「鳥取砂丘らっきょう」の加工作業=19日、鳥取市
 初荷出発式を前に行われた、「鳥取砂丘らっきょう」の加工作業=19日、鳥取市
 鳥取県の名産品「鳥取砂丘らっきょう」の「初荷出発式」が19日、鳥取市福部町にあるJA鳥取いなばの集出荷場で行われ、全国に向けて58トンが出荷された。今年は春先の温暖な天候に恵まれ、昨年より大きく育った。

 福部らっきょう生産組合長会の宮本和裕会長(74)は出発式で「全国の消費者の方には1粒でもいいので、口にしていただきたい」と話した。

 JA鳥取いなばによると、鳥取砂丘らっきょうは皮が薄く、しゃきしゃきとした食感が特徴。福部町では60軒ほどの農家が栽培し、県内産の約6割を占める。

 本年度の出荷総量は昨年度より約400トン多い1550トンを予定する。

(2023年05月19日 14時32分 更新)

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