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水際のテロ対策強化へ訓練 水島港で海保や県警、連携確認

犯人役を取り押さえる海保職員
犯人役を取り押さえる海保職員
 水島海上保安部や県警機動隊など8機関によるテロ対策訓練が倉敷市水島海岸通の水島港西公共埠頭(ふとう)であり、有事の際の対応や連携を確認した。

 関係機関から57人が参加し、10日に行った。テロリストが密航潜伏した可能性のある貨物船が工場桟橋に着岸した―との想定で、爆発事故に伴う消火活動や負傷者の応急処置、避難誘導など8項目に取り組んだ。

 下船後に入国審査を拒み刃物を示して逃げた犯人役に対しては、盾やさすまたを使い取り押さえ身柄を確保。貨物船内に潜伏していたもう一人の犯人役が民間船に乗って逃走した際には、巡視船で追跡、船内に乗り込んで制圧した。

 水島港港湾危機管理担当官の西雄二・水島海上保安部長は「各機関の強みを掛け合わせると大きな抑止力になる。来年はG7サミット(先進7カ国首脳会議)も控え、ささいなことにも敏感に反応して水際対策の強化に努める」と話した。

 訓練は、テロ対策を目的とした国際航海船舶・国際港湾施設保安確保法が施行された2004年から毎年実施している。

(2022年11月21日 17時51分 更新)

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