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旧苅田家住宅 壁のしっくい剥離 津山、「知新館」も 台風影響か

しっくいが剥がれているのが見つかった旧苅田家住宅の主屋の壁(中央上)
しっくいが剥がれているのが見つかった旧苅田家住宅の主屋の壁(中央上)
 津山市は21日、国重要文化財・旧苅田家住宅(同市勝間田町、林田町)と国登録有形文化財・知新館(同市南新座)で、壁のしっくいが剥離しているのが見つかったと明らかにした。県内に19日最接近した台風14号の影響とみられる。

 所有する市によると、旧苅田家住宅は主屋東側の壁が縦約40センチ、横約60センチ、知新館は土蔵西側の壁が縦約60センチ、横約80センチにわたって剥がれ落ちていた。いずれも19日午後、台風接近に伴う巡回中に市職員が確認したという。

 旧苅田家住宅は国重要伝統的建造物群保存地区の城東地区にあり、江戸中期から酒造業を営んだ苅田家が増築を重ねた屋敷。2020年7月にも蔵の屋根や壁で大雨の影響とみられる崩落が見つかっている。知新館は市出身の第35代内閣総理大臣・平沼騏一郎の別邸で、土蔵は1951年に建築された。

 市は「応急修理も含め対策を検討している」としている。

(2022年09月21日 20時21分 更新)

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