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中学生“議員” まちの将来像質問 矢掛で模擬議会、町執行部と議論

中学生の質問に答える町執行部(手前)
中学生の質問に答える町執行部(手前)
 中学生が“議員”になって自治体幹部と地域づくりやまちの将来像について意見交換する「中学生議会」が3日、岡山県矢掛町で開かれた。笠岡市では今月下旬に開会する“本会議”に向けた準備が進んでいる。

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 矢掛町では、矢掛中(同町矢掛)2年生9人が町議会議場で開かれた模擬町議会に臨み、持続可能な開発目標(SDGs)の観点で考えた質問を山岡敦町長ら町執行部に投げ掛けた。

 山岡かなんさん(13)が議長として議事進行を担い、身近な学校生活の中で改善してほしい要望や、人口増のための移住・定住策などを聞いた。

 小出菜々美さん(13)は、町中心部の国重要伝統的建造物群保存地区をみんなで守っていくために「中学生ができることはあるか」と質問。山部英之教育長は「町並みの特長を知り、景観を生かしてどのような取り組みをすれば町全体が元気になるかを考えることが大切」と答弁した。

 町の活性化について「自然を生かしてブームとなっているキャンプでイベントを定期的に開催し、魅力発信しては」との提案に、執行部が「良いご提案をいただいた。考えていきたい」と前向きな答弁を引き出す場面もあった。

 模擬町議会は、町と町教委が町づくりに関心を持ってもらおうと2019年に企画、今回が3回目。

(2022年08月04日 15時34分 更新)

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