倉敷市児島地区恒例の盆踊り大会「夏フェスKOJIMAどんかっか」が7月30日、同市児島元浜町の児島ボートレース場駐車場で開かれた。住民手作りで20年以上行ってきたイベントも今年で終了。児島の夏を長年彩ってきた最後の風景を紹介する。
新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催となった今年は、開会と同時に家族連れらが詰めかけた。中央に設けた高さ約2メートルのやぐらは地元の中学生が装飾。保育園児が作った愛らしいちょうちんも会場にお目見えし、盛り上げに一役買った。
ステージには、地元民謡を現代風にアレンジした「とこはい下津井節」、プロ野球・北海道日本ハムの応援で人気を集める「きつねダンス」などが登場。メインの伝統的な踊り「どんかっか」では、哀愁を帯びた歌声と「ドン、カッカ」という太鼓の音が響く中、浴衣姿の児島地区婦人協議会のメンバーらが輪をつくり、名残を惜しむようにゆったりと踊った。
1998年から続く催しのフィナーレを飾ったのは約800発の花火。色とりどりの大輪が打ち上がるたびに拍手が起こった。初めての花火観賞という同市・みどり保育園の園児(4)は「虹色の花火がきれい。音も大きくてびっくりした」と喜んでいた。
実行委員会の事務局を担った児島青年会議所は「活性化につながる新たなイベントを今後模索したい」としている。
新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催となった今年は、開会と同時に家族連れらが詰めかけた。中央に設けた高さ約2メートルのやぐらは地元の中学生が装飾。保育園児が作った愛らしいちょうちんも会場にお目見えし、盛り上げに一役買った。
ステージには、地元民謡を現代風にアレンジした「とこはい下津井節」、プロ野球・北海道日本ハムの応援で人気を集める「きつねダンス」などが登場。メインの伝統的な踊り「どんかっか」では、哀愁を帯びた歌声と「ドン、カッカ」という太鼓の音が響く中、浴衣姿の児島地区婦人協議会のメンバーらが輪をつくり、名残を惜しむようにゆったりと踊った。
1998年から続く催しのフィナーレを飾ったのは約800発の花火。色とりどりの大輪が打ち上がるたびに拍手が起こった。初めての花火観賞という同市・みどり保育園の園児(4)は「虹色の花火がきれい。音も大きくてびっくりした」と喜んでいた。
実行委員会の事務局を担った児島青年会議所は「活性化につながる新たなイベントを今後模索したい」としている。
(2022年08月03日 16時58分 更新)