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温かな色「アンネのバラ」見頃 福山・ホロコースト記念館

見頃を迎えたアンネのバラ
見頃を迎えたアンネのバラ
 ナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)の歴史を伝えるホロコースト記念館(福山市御幸町中津原)で、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランク(1929~45年)にちなみ名付けられた「アンネのバラ」が見頃を迎えている。約50株が温かな色合いを醸し、平和の大切さを伝えている。

 アンネのバラは咲き始めのオレンジから黄、ピンクへと色が変化するのが特徴。ベルギーの園芸家がアンネをしのんで新種に命名し、アンネの父オットーさんが世界各地に苗木を贈って広めた。同館ではオットーさんと親交があった同館の大塚信理事長らが72年と76年に譲り受け、接ぎ木で増やした。

 同館のバラ園では、満開のバラがアンネ像を囲むように咲き、家族連れらが楽しんでいる。近くの認定こども園せんにしの丘の園児(4)は「いろんな色の花が咲いていてきれい」と話し、花に顔を近づけて熱心に観察しながら画用紙に絵を描いていた。

 同館の吉田明生館長(52)「バラを見てアンネや平和に思いをはせてほしい」と話している。見頃は今月いっぱいという。

(2022年05月20日 18時26分 更新)

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