山陽新聞デジタル|さんデジ

全国戦没者追悼式の参列取りやめ  県内遺族 コロナ感染拡大受け辞退

昨年の全国戦没者追悼式で黙とうする県内の遺族たち=東京・日本武道館
昨年の全国戦没者追悼式で黙とうする県内の遺族たち=東京・日本武道館
 「終戦の日」の15日に東京で開かれる政府主催の全国戦没者追悼式について、岡山県は11日、県内からの遺族の参列を取りやめたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参列を予定していた全員が辞退した。

 式への参列を見送るのは初めて。県保健福祉課によると、例年は80~90人が参列していたが、今年は感染症対策として国が各都道府県で最大20人に限定。県遺族連盟などを通じて参列者を募ったところ、10人が希望したが、その後も感染拡大が続き、辞退が相次いだ。

 厚生労働省によると、岡山以外に19府県が欠席する見込み。同省は参列できない人のために動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルを通じてインターネット中継を初めて実施する。

 県遺族連盟事務局は「非常に残念だが、感染する危険があり、県内にウイルスを持ち込むわけにもいかない。今年は個別に自宅などで追悼したい」としている。

(2020年08月11日 20時18分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ