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弓矢でコロナ終息を祈願 井原弓道会が射会

「コ」「ロ」「ナ」などと書かれた扇形の的を狙う参加者
「コ」「ロ」「ナ」などと書かれた扇形の的を狙う参加者
射抜かれたコロナウイルスのイラストが描かれた的
射抜かれたコロナウイルスのイラストが描かれた的
的に狙いを定める参加者
的に狙いを定める参加者
那須与一に扮して神事に臨む中村会長
那須与一に扮して神事に臨む中村会長
 弓の名手・那須与一ゆかりの井原市で活動する井原弓道会(中村信一会長)は14日、同市上出部町の与一記念弓道場で「新型コロナウイルスを射る!」と題した射会を開催。参加者がコロナに見立てた的を射抜き、早期終息を祈願した。

 井原市は、源平屋島合戦(1185年)で扇の的を射抜いた与一が、その功績により領地を授かったと伝わる。加えて破魔矢や破魔弓のように、弓矢は現代でも邪気をはらう縁起物とされることから、弓の名手にあやかってコロナを“退治”しようと企画した。

 同会と生涯スポーツの弓道サークルメンバーら計約30人が参加。28メートル先の的を狙う近的場に、「新型コロナウイルス終息願」のフレーズを1文字ずつ記した扇形の的、コロナを模したイラストを貼り付けた直径36センチの円形の的を用意。参加者が矢をつがえて次々に射抜き、会場に「タン!」と小気味よい音を響かせた。

 射会の冒頭には神事を行い、烏帽子(えぼし)とよろい姿で与一に扮(ふん)した中村会長が登場。音を発して飛ぶことで邪を退けるとされる「鏑(かぶら)矢」を放った。

(2020年06月14日 21時04分 更新)

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