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「マスク焼け」防止へ商品拡充 県内化粧品店などが紫外線対策

肌荒れを防ぐ商品を充実させる金光薬品庭瀬店の売り場
肌荒れを防ぐ商品を充実させる金光薬品庭瀬店の売り場
水分に強い日焼け止めなどを薦めるマサヤ一番街店
水分に強い日焼け止めなどを薦めるマサヤ一番街店
 日差しが強まる季節を迎え、岡山県内の化粧品店やドラッグストアなどが紫外線対策の商品を拡充している。新型コロナウイルス感染防止のため、今夏はマスクが手放せそうにない。気になるのは、露出している部分だけが日焼けする「マスク焼け」や、こすれることによる肌荒れなどのトラブルだ。各店は汗に強い日焼け止めやスキンケア用品をそろえ、対策を呼び掛けている。

 化粧品専門店・マサヤ一番街店(岡山市北区駅元町)の西村瑠美店長は「紫外線の一部はマスクを通り抜ける。マスクをしていても、顔全体に日焼け止めを塗って」とアドバイスする。

 サンケア専用ブランド「ビオレUV」を展開する花王が20~40代女性に行った調査によると、暑い季節でもマスクを着けると答えた人は77%。マスク装着時に紫外線対策で気になることは「汗や蒸れ、こすれで日焼け止めが落ちる」が51%で1位だった。

 西村店長が薦めるのは「敵だった汗を味方にする商品」。水分に触れることで紫外線防御効果が高くなるという資生堂の独自技術を使った日焼け止めで、乳液タイプ(50ミリリットル、5170円)やスティック型(15グラム、3080円)など4種類をそろえる。

 皮膚の奥まで入り込む紫外線・UVAを防ぐ効果を高めたアルビオンの高機能日焼け止め(50グラム、1万1千円)も用意。「一度にたくさんの量を使うのではなく、顔全体に1枚の薄い膜をつくるイメージで、優しく広げて」と話す。

 スプレー型の日焼け止めを充実させるのは東急ハンズ岡山店(同下石井)。コーナーを設け、約30種類を並べている。中でも化粧崩れ防止パウダー入り(60グラム、1650円)は、メークの仕上げに顔に吹き付けることで、マスクに肌がこすれても化粧が落ちにくいという。担当者は「メークの上から使え、簡単にむらなく手直しできる」とする。

 マスクのこすれや蒸れによる肌荒れも悩みの一つ。金光薬品(倉敷市鶴形)は、美容液など基礎化粧品の機能を併せ持ったスキンケア用品を充実させる。

 庭瀬店(岡山市北区平野)では、化粧水、乳液、美容液の各成分を含んだ資生堂の薬用タイプ(50ミリリットル1980円)を推す。「朝のお手入れはこれ1本で十分。敏感肌の人にも薦められる」(同店)という。

 コーセーのロングランシリーズ「雪肌精」は効果が長時間持続する乳液(60グラム、2640円)と、塗ったときの冷感が心地良いジェル(90グラム、2310円)の2種類を展開。いずれも肌の荒れや乾燥、しみを抑える効果があるという。田渕紀行店長は「きちんと対策を取り、肌の潤いを失わないでほしい」と呼び掛けている。

(2020年06月05日 15時36分 更新)

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