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ふくやま美術館が再開 絵本原画の特別展に家族連れら

「にじいろのさかな」の原画などを楽しむ来場者
「にじいろのさかな」の原画などを楽しむ来場者
 新型コロナウイルスの影響で臨時休館していた福山市西町のふくやま美術館が再開。スイスの絵本作家マーカス・フィスターさんの人気絵本「にじいろのさかな」シリーズの原画などが並んだ特別展に、待ちわびた家族連れらが訪れている。

 海の世界をイメージした会場には、同シリーズなどフィスターさんの18作品に使われている、柔らかなタッチで描かれた水彩の原画165点とその絵本を展示。にじいろに輝く魚「にじうお」と海の世界の仲間との交流を描いた作品などが並ぶ。原画には本来、同シリーズのトレードマークとなっている光るうろこを表現する特殊加工のフィルムは付いていないが、同展では特別に貼り付けられている。

 貴重な絵コンテやスケッチのほか、日本の絵文字にヒントを得て、登場するキャラクターの気持ちを文章ではなく絵文字で表現した作品もある。

 入り口付近のCG(コンピューター・グラフィックス)コーナーでは、海の中を色鮮やかな魚たちが自由に泳ぎ回る映像が部屋全体に映し出され、子どもらが楽しんでいる。

 読み聞かせボランティアをしている広島県神石高原町の女性(60)は「絵本の世界観を深く知ることができ、読み聞かせの参考になった」と話した。

 同館は4月14日から特別展などを中止し同19日から臨時休館。5月12日に再開した。特別展は当初6月7日までだったが同28日までに延長した。月曜休館。午前9時半~午後5時(5月29、30日、6月5、6日は同7時)。

(2020年05月22日 16時58分 更新)

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