とても風が強く寒かった水戸戦。親子で観戦に来られている有松さんに話を聞かせてもらいました。4番を受け継いだ阿部海大選手、がんばれ!
――ファジアーノの観戦に来るようになったきっかけは?
理絵さん「岡山の出身なんですけどずっと大阪に住んでいて、ただちょうど10年ぐらい前に夫の転勤で岡山に戻ってくることになったんです。そしたら私の両親がファジアーノを応援していて、その頃は『CHALLENGE1』で平均1万人をめっちゃ目指してた頃だったんで『一緒に見に来てくれ!』と頼まれたんです。それが最初のきっかけでした」
――桃佳ちゃんも一緒に?
理絵さん「はい。あのときはまだ1歳ぐらいだったかな。それからも一緒に連れてきていたんですけど、コロナ禍で3年ぐらいは見に行けなかったんです。職業的にもちょっと外出を控えないといけなくて。そしたら一昨年にこの子が自発的に『またCスタに行きたい!』って言い出したんで、久しぶりに見に行ってみたんです。試合は惨敗だったのでもう行かないって言うかと思ったら『また行きたい!』って言うんで、その年の残りの試合とプレーオフを見に行って、『来年はどうする?』って聞いたら「行きたい!」って言うから、去年からシーズンパスを買って見に来ています」
――サッカーはどういうところが楽しい?
桃佳ちゃん「う~ん。勝ち負けを予想したり、応援したり、そういうのがすごく楽しいです」
――理絵さんは元々サッカーに興味があったんですか?
理絵さん「まったく、です。大阪に住んでた頃は友達でセレッソのサポーターの方もいたんですけど、誘われても1回も行ったことなかったんです。Jリーグが誕生したときが高校生だったので世代的にはサポーターの多い世代だと思うんですけど、私はどっちかって言うと野球派で」
――今はサッカーを楽しまれていますか?
理絵さん「楽しいです。もうすごいエンタメですよね。喜び、挫折、絶望、といったものを90分でこれほど体感できるものもないと思います」
――押している選手もおられるんですか?
理絵さん「もちろん、おるよね(笑)」
桃佳ちゃん「阿部選手です。去年までは、濱田水輝選手です」
理絵さん「濱田選手がずっと好きで、今年に帰ってきた阿部選手が濱田選手と電話で話して背番号4を付けてほしいって言われたということを聞いて、じゃあ阿部選手を応援するって」
――そうなんですね。
理絵さん「私は、見始めた頃は中林(洋次)選手でした。最近は輪笠選手がずっと好きで、今年に加入してきた藤田選手も好きです」
――最後に、今年のファジアーノに期待してることを聞かせてください。
理絵さん「もう、あれしかないよね(笑)。優勝からの昇格しかないです」
桃佳ちゃん「J1に行きたいです」
理絵さん「2回プレーオフまで行って挫折していますし、今年こそは、とすごく思っています。今年は試合を見ていても去年とは違うなっていう感じがすごくするんで、これからが楽しみだなと思っています」