栃木戦の前、ファジフーズを楽しまれている母娘に話を聞かせてもらいました。家族でファジアーノに熱中している岸田家のためにも、栃木戦は何としても勝ってほしかった・・・。(寺田弘幸)
――ファジアーノの観戦に来られるようになってから、もう長いんですか?
長いです。もう9年目になります。
――長いですね! 娘さんもご一緒に?
はい。小さいときから一緒に来ています。
――どういうキッカケで観戦に来られるようになったんですか?
私がサッカーが元々好きだったんです。それで家族で一緒に見に行くようになりました。息子も小さいときは一緒に来ていたんですけど、今はもう高校生になったので友だちと一緒にバックスタンド側で応援していて、私たちはメインスタンドで応援しています。いつもは夫も一緒です。今日はちょっと仕事で来れなかったんですけど。
――どういうところがサッカー観戦の楽しいところですか?
サッカーってなかなか点が取れないじゃないですか。だからこそ、点を取ったときにみんながワァ~となる感じがすごく良い。知らない方ともハイタッチをしたりして、めちゃめちゃ楽しいです。息子は本当に負けず嫌いなので、小さいときはファジアーノが負けると毎回号泣してました(笑)。それくらい家族で熱中しているんです。だからコロナのときはすごく悲しかったですし、またこうやってスタジアムで応援できるようになって本当に良かったです。
――目の肥えている岸田さんたちは、今シーズンをどうご覧になっているんですか?
(苦笑)。まだあきらめてないです! 毎年J1って思っていますし、可能性のある限り信じています。2016年のプレーオフのセレッソ戦は、現地に行けなかったのでここにパブリックビューイングを見に来たんです。あの日はすごい雨だったじゃないですか。それで息子が翌日に高熱を出したんですよ。すごい悔しかったからか、雨がすごかったからか、それは分からないですけど、あの日のことは本当によく覚えていますし、あれからずっとJ1へって思っているんですけどね。
――あれからけっこう年月がたちましたよね。息子さんも高校生になられて。
本当にそうですよ。ファジアーノが好きなのでずっと応援し続けますけど、やっぱりJ1に行きたいですし、行けたら本当に感動しちゃいます。
――今年、推している選手はいますか?
航大君をずっと推していたんですけど、オランダに行っちゃって・・・。寂しくなりましたけど、今は太哉君を推しています。息子も大好きなんですよ。すごく情熱的なので見ていて楽しいです。パッションがあふれている選手はいいですよね。ルカオ選手も見ていて楽しいです。
――すごくファジアーノを楽しんでいるんですね。ファジアーノに望みたいことはありますか?
スタジアムができたらいいですよね。専用スタジアムに試合を見に行くたびに、いいよなぁ~岡山にも欲しいなぁ~って思って、そのためにもJ1に昇格してほしいなって思っています。