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柔らかな光 後楽園と岡山城包む 春の幻想庭園、灯源郷 26日開幕

色とりどりのあんどんなどで彩られた後楽園の芝生広場。後方は岡山城
色とりどりのあんどんなどで彩られた後楽園の芝生広場。後方は岡山城
 岡山市の後楽園と岡山城をライトアップする「春の幻想庭園」と「春の烏城灯源郷」が26日に開幕する。25日夜、試験点灯があり、両会場が柔らかな光に包まれた。

 後楽園では、茶筅(ちゃせん)を模した竹製照明や色とりどりのあんどんを芝生などにずらりと並べ、10本ほどの竹灯籠(とうろう)を組み合わせたオブジェ(縦1メートル、横2メートル)4基を沢の池に浮かべて明かりをともした。岡山城では、四季の情景をテーマに本段の礎石部分を青や黄、白色の照明で彩り、幻想的な雰囲気を演出した。

 いずれも5月6日までの午後6時~9時半(入場は同9時まで)。初日はオープニングセレモニーとして同6時45分から岡山城天守閣前広場で点灯式がある。後楽園と天守閣は入場料が必要。

 期間中、後楽園では玉島だるまの絵付け体験(2、3日)や音楽演奏会(4、5日)、岡山城では甲冑(かっちゅう)の着付け体験などができる「烏城おしろあそび」(3~5日)が催される。

 幻想庭園は岡山県、後楽園魅力向上委員会が主催し、岡山市と山陽新聞社が共催。烏城灯源郷は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委員会が主催。

(2024年04月25日 21時53分 更新)

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