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関空、23年度の旅客数2倍 水際対策終了で訪日客増加

 関西空港の旅客数の推移
 関西空港の旅客数の推移
 関西エアポートが25日発表した2023年度の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年度比約2・3倍の2588万人だった。23年4月に新型コロナウイルスの水際対策が終了し、訪日客(インバウンド)の観光需要が回復した。

 23年度の旅客数は、国際線が約3・7倍の1905万人、国内線は7%増の682万人だった。国際線旅客のうち8割を外国人が占め、韓国や東南アジア方面から訪れた客が多かった。担当者は「中国からの発着便も増加傾向で、今後も旅客数の伸長が見込まれる」と話した。

 大阪空港の旅客数は14%増の1479万人、神戸空港は11%増の344万人だった。

(2024年04月25日 19時18分 更新)

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