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“余命半年”乗り越えた宮川花子、抗がん剤ネタにするも…「生きるってこんなにつらいの?」 夫の大助が壮絶闘病を明かす

壮絶な闘病生活を明かした宮川大助・花子 (C)ORICON NewS inc.
壮絶な闘病生活を明かした宮川大助・花子 (C)ORICON NewS inc.
 夫婦漫才コンビの宮川大助・花子(宮川大助=74、宮川花子=69)が23日、大阪・なんばグランド花月(NGK)の本公演(レギュラー興行)に5年ぶりの出演を果たした。イスに座ってセンターマイクをはさみ、息のあったボケ・ツッコミで爆笑を誘った。

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 2019年12月に花子が血液のがんの一種、多発性骨髄腫であることを公表。「余命半年」と告げられたという。そこから大助と二人三脚で闘病・リハビリに励んできた。2022年10月には心肺停止寸前で救急搬送されるなど一進一退も、昨年5月にNGK地下の「YES THEATER」でイベントを開催。同月には、NGKの特別公演で漫才師として復活した。そこから約1年、人気芸人がそろう本公演に帰ってきた。

 花子は現在も抗がん剤治療中。約3年前にアメリカから入ってきた「お腹に打つ注射」が「私にぴったりだった。それで助かってます」と明かし、ほかに「夜、(錠剤の)抗がん剤を21日間飲む」と語った。「抗がん剤を飲んで(吐いて)もどしたらもったいないで、せっかくこんな高い薬な(笑)」とネタにしてみせた。

 笑顔を絶やさない花子について、大助は「こない言うてますけど、実際、化学治療の苦しさとは闘ってる。コソッと『生きるってこんなにつらいの?』と。そうすると僕がシュンとなるんで、できるだけ僕の前では言わんようにするんです」と明かした。「僕から見たら必死で生きてますよ」と壮絶な闘病生活を明かしていた。

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宮川花子、夫・大助の“介護男子”ぶりに感謝「夫婦でよかった」 がん闘病を笑いで包む

(2024年04月23日 17時23分 更新)

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