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がん闘病から帰還!宮川大助・花子、NGKでサプライズ“座・漫才” どよめき&爆笑、次は「立って」

宮川大助・花子 5年ぶり なんばグランド花月 本公演出演・公演取材会 (C)吉本興業
宮川大助・花子 5年ぶり なんばグランド花月 本公演出演・公演取材会 (C)吉本興業
 夫婦漫才コンビの宮川大助・花子(宮川大助=74、宮川花子=69)が23日、大阪・なんばグランド花月(NGK)の本公演(レギュラー興行)に5年ぶりの出演を果たした。香盤は当日に発表され、観客からどよめきと大きな拍手。イスに座ってセンターマイクをはさむと「これがホンマの“座・漫才”」と爆笑をさらった。

【写真】「これがホンマの“座・漫才”」爆笑をさらった宮川大助・花子

 2019年12月に花子が血液のがんの一種、多発性骨髄腫であることを公表。大助が介助し、二人三脚で闘病・リハビリに励んできた。2022年10月には心肺停止寸前で救急搬送されるなど一進一退。それでもあきらめず、昨年5月1日にNGK地下の「YES THEATER」でイベントを開催。同月には、NGKの特別公演で漫才師として復活した。そこから約1年、人気芸人がそろう本公演に帰ってきた。

 花子が大助を「こちら大谷翔平です」「(結婚して)今年で48回忌」とイジるなど、エンジン全開で2ステージを完遂。闘病の様子もしゃべくりでネタにし「抗がん剤とリハビリで生きてる。あんたはやってないから、あんたの方が先(逝くん)やで」と笑い飛ばした。

 1日2ステージは「未知の闘い」だったというが、合間に血圧を測るなど体調管理。ネタについては、大助が「車の中で10分ぐらい確認するぐらい。僕にとってはぶっつけ本番」とはにかんだ。

 暗転板付きでの登場も考えられたというが、花子が「自分は車イスで出て、車イスで帰してくださいとお願いしました」と、大助が車イスを押してステージへ。腰に不安のある大助も隣に座った。NGKに帰ってきた実感を「あります」と答えた花子は「それよりも、立ってセンターマイクにいきたい」と次の目標を掲げていた。

【写真】目を合わせ笑い合う宮川大助・花子
【写真】寄り添って腕を組みにっこり…4年ぶりに漫才を披露した宮川大助・花子
【写真】仲良し!宮川大助を見上げてニッコリ笑う宮川花子
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宮川花子、夫・大助の“介護男子”ぶりに感謝「夫婦でよかった」 がん闘病を笑いで包む

(2024年04月23日 16時28分 更新)

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