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水球男子の高田 パリ五輪代表入り 関西高出、2大会連続

高田充
高田充
 日本水泳連盟は22日、水球男子のパリ五輪代表13人を発表し、昨秋の杭州アジア大会優勝メンバーで関西高出の高田充(28)=イカイKingfisher74=が2021年東京五輪に続く2大会連続での代表入りを果たした。

 広島市出身の高田は182センチ、86キロの屈強な体を持ち、豊富な運動量が武器。日本の守備の要として欠かせない存在で、サイド攻撃にも定評がある。関西高では全国舞台で実績を積み、日体大3年の16年から日本代表に定着した。東京五輪後はギリシャに渡り、レベルアップに励んできた。

 日本は杭州アジア大会で53年ぶりに頂点に立ち、五輪切符を獲得した。高田は「代表内定はうれしい半面、緊張とプレッシャーを感じる。メダルを目指し、これからの一日一日を充実させて万全の状態で本番に臨みたい」とコメントした。

 水球の岡山勢は1984年ロサンゼルス五輪に、ともに関西高出の宮原利幸と藤森耕資が出場。高田は東京五輪で2人以来の代表に選出され、1次リーグで敗退したものの37年ぶりの1勝に貢献した。

(2024年04月22日 19時24分 更新)

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