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加茂小で子どもにキノコ植菌指導 津山っ子を守り育てる市民の会

シイタケやナメコの植菌を体験する子どもら
シイタケやナメコの植菌を体験する子どもら
 津山っ子を守り育てる市民の会加茂ブロックは23日、津山市加茂町塔中の加茂小でキノコの栽培体験会を開き、地域の子どもたちに植菌などを指導した。

 幼稚園児や小・中学生ら約70人が参加。初めにメンバーから「キノコによって好む木が異なる」「菌が繁殖しやすいようにしっかり打って」などと教わり、シイタケとナメコの植菌に挑戦した。子どもたちは電動ドリルで穴を開けたコナラやアベマキ、サクラに菌を付着させた「種駒」を懸命に打ち込んだ。自宅で収穫まで栽培するため原木は持ち帰った。

 加茂小3年の児童(9)は「打ち込みを上手にできて楽しかった。ナメコはみそ汁にして食べたい」と話した。

 体験会は、住民との交流や農業体験による青少年の健全育成を目指し毎年開いている。

(2024年02月28日 12時21分 更新)

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