ホームで行われた熊本戦の日(4月20日)に苅田竜樹さんに話を聞かせてもらいました。この日は少し寂しい入場者数でしたけど、苅田さんのような観戦歴の長い人々が支えてくれている。頼もしいです。
――ファジアーノの観戦に来られるようになったきっかけは?
もうだいぶ前から来ている。確かJFLを戦っていた頃に、うちの子どもがサッカーをしよった中学校に、ファジアーノの選手が教えに来たことがあって。それが最初のきっかけで、もう20年近くになりますね。
――長いですね。
そうね。あれからほとんど欠かさず来よるけど、やっぱり勝てばスッキリとする。ただ、昔を知っとるだけに、勝ち負けだけじゃない気持ちもあるよね。
――思い出深いシーズンは?
やっぱり、つい最近のプレーオフに行ったシーズンかな。その前に岩政たちがおってプレーオフに行った時もそうじゃけど、Jリーグに参入してから随分と時間がたったんで、もう一つ上に行きたいよね。
――ずっと推している選手がおられたりしますか?
妹尾君(隆佑/現U-12監督)。彼は同じ中学校の出身なんでね。やっぱ地元の選手が活躍してくれるとうれしいし、今年は太田君をすごい楽しみにしているんで、もっといっぱい試合に出てほしい。
――今年は良いスタートを切りましたし、今年こそはJ1へ、という思いも強くなりますね。
もうどんどん年を取っとる。早く昇格をしてほしいし、まだ誰もハットトリックをしていないんで、そろそろ誰かがハットトリックをするところも見たい。今年もシーズンの最初は良かったけど、またいつものファジに戻っとる感じもある。点が取れんし、引き分けも多くなっているんで、勝つ試合をしていってほしい。