今季初出場、初スタメンで復帰戦となる輪笠がうれしい先制点、岩渕は移籍後初ゴールー。ファジアーノはホームに迎えた熊本を2―0で破り、3月24日の群馬戦以来となる5試合ぶりの白星をつかんだ。
先制点はコンビネーションプレーから生まれた。前半30分、藤田からシャビエル、柳貴とつなぎ、グレイソンが右サイド奥深くまで運んでクロスを供給。ゴール前で受けた岩渕がラストパスを出し、輪笠が左足でゴールネットを揺らした。前半アディショナルタイムには、こぼれ球に反応した藤田が相手に競り勝ってヘディングでグレイソンにパス、さらにフリーで抜け出した岩渕がゴール前まで持ち込み2点目を決めた。
シティライトスタジアムでは7000人以上のサポーターが熱い声援を送り、試合後は久々の勝利の喜びに浸った。胸のすくような快勝を写真で振り返る。