夏気分で乾杯―。岡山県内の主要施設のトップを切り、天満屋倉敷店（倉敷市阿知）で１０日夕、ビアガーデンがオープンした。好天に恵まれ、仕事帰りの会社員らがジョッキを傾けて喉を潤し、一足早く夏の風物詩を楽しんだ。

　前年より２日早いスタートで、会場は最大８００席を用意。ビールなどのドリンク約２０種類、料理は焼きそばをはじめ２０～４０種類程度を提供するほか、新たにジンギスカンも味わえるコースを選べるようにした。

　岡山地方気象台によるとこの日、同市の最高気温は平年より２・１度高い２５・７度まで上昇。午後５時半に開店すると職場のグループらが次々と訪れた。会社員（４６）＝岡山市南区＝は「毎年オープン初日に来ている。ちょうど良い季候で、お酒がおいしい」と話した。

　同店では今夏も猛暑が予想されていることから会期を９月２８日までと１週間延ばした。県内では天満屋岡山店（同市北区表町）が２４日、岡山高島屋（同本町）が３１日にビアガーデンの営業を始める。