東京ディズニーシー（TDS）に6月6日に誕生する8番目の新テーマポート『ファンタジースプリングス』。オープンに先駆け、プレスプレビューが7日に行われた。その模様をレポートする。

【画像】圧倒的“没入感”！想像以上の感動『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』は体験必至

　「ピーターパンのネバーランド」では、ディズニー映画『ピーター・パン』でお馴染みのフック船長の海賊船やドクロ岩など冒険心をくすぐるネバーランドの景色が広がる。

　ネバーランドの空を飛び、ピーターパンたちとともにフック船長に立ち向かう壮大な冒険の旅を体験するアトラクション『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』がある。3Dゴーグルを付けて乗るタイプで、新エリア内のアトラクションで1番の“臨場感”が味わえる。

　洞窟、ジャングルを抜け、ロストキッズたちが寝ている隠れ家に到着。ジョンがフック船長に誘拐されたことを知らせに来たピーターパンとともに、ロストキッズが海賊船を模して造ったボートに乗り込んでスタート。

　ピーターパンに促され、ティンカーベルがゲストの乗ったボートに妖精の粉をふりかけると、ボートが浮き上がり「きみもとべるよ！」の曲とともにネバーランドの大空を飛び回る。

　ウェンディ、マイケルもそれぞれ仲間に加わり、フック船長や海賊たちと決戦。ボートは、急降下したり水面へダイブしたりと大冒険が繰り広げられた末、無事に勝利。ウェンディたちが住む街・ロンドンへ向かう途中、映画でも有名なビッグ・ベンの時計へ向かうシーンも流れ、愛犬・ナナが待つ自宅へ。

　ウェンディたちと別れ、「右から2番めの星」の曲が流れるなか、輝く2番目の星に向かってボートは加速。魔法がかかった虹が現れると、目の前にはネバーランドの景色が広がる。ラストにはピーターパンが「いつまでも子どものままでいてね！」とゲストにメッセージして、旅は終わる。

　アトラクション終了後、思わず拍手が沸き起こるほどの圧倒的“没入感”で、東京ディズニーリゾートの人気アトラクション『ソアリン』『美女と野獣“魔法のものがたり”』を彷彿とさせる、最新で最上級のアトラクションだった。

　ほかにも同エリアでは、ティンカーベルの暮らす妖精の谷「ピクシー・ホロウ」で、ゲストが妖精の大きさになって四季をめぐるアトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」を体験できる。

　ファンタジースプリングスは、TDS開業以来最大となる総開発面積役14万平方メートルを2019年5月の工事着手から約5年、総投資額約3200億円をかけて開発。ディズニー映画を題材とした3つのエリア「フローズンキングダム」（『アナと雪の女王』をテーマとしたエリア）、「ラプンツェルの森」（『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリア）、「ピーターパンのネバーランド」（『ピーター・パン』をテーマとしたエリア）と、1つのディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」からなり、“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマとしている。

　なお、同エリアへ入場するにはTDSのパークチケットのほか、対象アトラクションのスタンバイパス（無料）または、ディズニー・プレミアアクセス（有料）の取得が必要となる。

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