山陽新聞デジタル|さんデジ

“神戸のお嬢さま”タンタンへ「ありがとう」 『ごろごろパンダ日記』鬼頭明里が追悼・きょう映像記録放送

『ごろごろパンダ日記 ~タンタン、ありがとう~』より(C)NHK
『ごろごろパンダ日記 ~タンタン、ありがとう~』より(C)NHK
 3月31日にこの世を去った神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」の愛くるしい姿を振り返る『ごろごろパンダ日記 ~タンタン、ありがとう~』が、NHK総合テレビできょう29日放送される(後3:23~3:58)。

【写真】かわいすぎ…顔のどアップ&ゴロゴロ姿などパンダの「タンタン」

 タンタンは、2000年に来日後、阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の復興のシンボルとして愛され、日本最高齢28歳まで生きた。もふもふの体に小さい体、短い手足に加え、食べるときの姿勢が上品に見えることから“神戸のお嬢さま”として愛された。

 番組は、2020年からパンダ舎に密着し、毎年放送してきた『ごろごろパンダ日記』の記録とともに、タンタンに感謝を届ける。

 赤ちゃんを突然失ったショックから繁殖期になるとタケノコなどを赤ちゃんに見立てて抱いてしまう“偽育児”や心臓疾患の治療など、一生懸命生きたタンタン、献身的に寄り添った飼育員、そしてタンタンから勇気と希望を受け取った人々の、膨大な映像記録。ナレーションは、同番組の開始当時から担当してきた鬼頭明里が務める。

 NHK BSで5月5日(後1:00)、総合テレビで5月6日(前11:15)にも再放送。

■鬼頭明里 コメント
ごろごろパンダ日記のナレーションは、タンタンのかわいさに毎回癒される至福の時間でした。いつか王子動物園に会いに行きたいと思っていましたが、かなわずとても寂しい気持ちでいっぱいです…。ですがナレーターとして4年間見守らせていただき、タンタンのかわいさ、飼育員さんなど動物園スタッフの皆さま、そしてお客さまの愛をたくさん感じさせていただきました。今回も心を込めてナレーションさせていただきますので、タンタンの思い出がたくさんの方に届きますよう願っています。

【速報】神戸の「タンタン」死ぬ
【写真】鬼頭明里の交際報道相手はどんな人?緑髪で小指を立てる男がこちら
バイバイ、タンタン 惜別の花絶えず 震災後に来日、傷ついた神戸を癒やしたアイドル
韓国にいるパンダの毛が抜け落ち、保護センターのコメントに中国ネット民「ということは」
【写真】大胆に肌露出!水着姿の鬼頭明里 公開された写真集カット

(2024年04月29日 07時25分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ