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ピンクや白のボタン 大輪咲き誇る 瀬戸内・黒井山の園で見頃

「村松桜」などが見頃を迎えた黒井山牡丹園
「村松桜」などが見頃を迎えた黒井山牡丹園
 瀬戸内市邑久町虫明の黒井山牡丹(ぼたん)園で、ボタンが見頃を迎えた。わせ、なかて品種を中心に鮮やかなピンクや白の大輪が咲き誇り、愛好家らの目を楽しませている。

 井上章さん(74)=同市=が約10アールで75品種450株を栽培。今はピンクの花を付ける「村松桜」、紅白入り交じった「島錦」、紫の「昭和のほこり」などが満開で、これから黄色の「黄冠」、オレンジの「スプリングカーニバル」が続くという。

 井上さんによると、昨夏の暑さで木が弱り、花は全体的に小ぶり。「でも花付きは十分で、例年と見劣りしない」と話す。

 牡丹園は岡山ブルーライン大平山インターチェンジそばにあり、開花時期の午前9時~午後5時に無料開放している。茶席で使う植物や希少な山野草など約300品種を集めた隣接の「茶花園」(約20アール)も自由に見学できる。

(2024年04月19日 17時54分 更新)

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