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ショートショートフィルムフェスティバルが『Amic Signアワード』を設立 デジタル通貨DCJPYで賞金を授与

『SSFF&ASIA 2024』
『SSFF&ASIA 2024』
 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2024』(略称:SSFF&ASIA)は、デジタル通貨事業を行うディーカレットDCPがWeb3.0パートナーとして参画することを発表した。デジタル通貨という金融の世界だけでなく、クリエイター・エコノミーに対しても新しい価値観の創出を目指して『Amic Signアワード』を新設する。

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 映画祭応募作品の中から、同社が目指す『豊かな社会、コミュニティ』を表現する作品を選出し、6月4日に行われるオープニングセレモニーで受賞作品が発表される。賞金であるDCJPY50万(円)は、デジタル通貨で授与される。

 また同社は、銀行預金型の決済サービスであるAmic Sign上にDAOコミュニティを構築しており、各業界で活躍するクリエイターがクリエイティブな創作活動を行う場所を提供している。また、ファンも制作に参加し、相互に価値を創出し、制作に必要な資金やリソースを共有することができる。

 代表の村林氏は、同アワードの新設に「Amic Signを活用したこのプロジェクトは、デジタル社会の創造における新たな一歩。私たちのビジョンを共有する映画クリエイターとファンのみなさまとともに、楽しみながら進化していくことを期待しています」とコメントした。

 SSFF&ASIA代表の別所氏は「今年26年目を迎える映画祭は、これまでもメタバース・オンライン会場、クリエイターのための動画デジタルデータアセットマネジメントのプラットフォームの立ち上げ、NFTグローバルコンテンツマーケットなどを開拓してきました。映画はテクノロジーとともに成長し、そのクリエイティブの領域を広げてきました。デジタル通貨による賞金というプロジェクトをディーカレットDCPさんと一緒に実現していくことは、これからの映画という動画知財のアセットマネジメントを次の次元に押し上げる未来地図、開拓の大きな一歩だと確信しています」と寄せている。

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(2024年04月17日 19時51分 更新)

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