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陸上のパリ五輪賞金に批判 自転車連合「五輪精神に反する」

 ギリシャのオリンピア遺跡で行われたパリ五輪の聖火の採火式=16日(ロイター=共同)
 ギリシャのオリンピア遺跡で行われたパリ五輪の聖火の採火式=16日(ロイター=共同)
 【オリンピア(ギリシャ)共同】国際自転車連合(UCI)のラパルティアン会長は16日、ギリシャのオリンピア遺跡で報道陣の取材に応じ、世界陸連(WA)がパリ五輪の金メダリストに賞金5万ドル(約775万円)を贈ることについて「五輪精神に反する」と批判した。ロイター通信が報じた。

 WAによると、五輪金メダリストへの賞金贈呈は国際競技連盟(IF)で初の試み。国際オリンピック委員会(IOC)の配分金から提供する予定で、ラパルティアン氏は「五輪精神は収益を分かち合い、より多くの選手が世界中で競技を行えるようにすることだ」と強調。IF間の連帯にも反するとした。

(2024年04月17日 04時51分 更新)

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