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被災地支援の勧進大相撲を開催 収益は全額寄付、国技館で

 能登半島地震の被災地支援として開催された勧進大相撲で、あいさつする(前列左から)大鳴戸親方、春日野事業部長、竹縄親方、(後列左から)輝、大の里、朝乃山、遠藤、欧勝海=両国国技館
 能登半島地震の被災地支援として開催された勧進大相撲で、あいさつする(前列左から)大鳴戸親方、春日野事業部長、竹縄親方、(後列左から)輝、大の里、朝乃山、遠藤、欧勝海=両国国技館
 日本相撲協会は16日、能登半島地震の被災地支援として勧進大相撲を東京都墨田区の両国国技館で開催し、約7千人を集めた。入場料収入や来場者からの募金は石川県に全額寄付する。金額は後日に公表予定。この日は幕内取組や横綱照ノ富士の土俵入りの他、OB戦など本場所や巡業と違った企画を実施した。

 開場と同時に、関取衆が館内で来場者を出迎えた。大きな被害を受けた石川県穴水町出身の幕内遠藤の前には、握手やサインを求める長蛇の列。33歳の人気力士は「石川から来たとか、能登から来たよという声もいただいた。感謝しかない」と言葉に実感を込めた。

(2024年04月17日 00時34分 更新)

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