山陽新聞デジタル|さんデジ

なかやまきんに君、大手保険会社に『スベり保険』おねだり「安心して舞台に立てる」

『スベり保険』おねだりしたなかやまきんに君 (C)ORICON NewS inc.
『スベり保険』おねだりしたなかやまきんに君 (C)ORICON NewS inc.
 お笑いタレントのなかやまきんに君(45)が16日、都内で行われたライフネット生命保険主催のイベント『認知症とともに生きる2024』に参加した。

【写真】お決まりのポーズで、自慢の筋肉をみせるなかやまきんに君

 日本は2025年に約800万人いる団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎える。これを受け、ライフネット生命保険は1日、エーザイとの共同開発によって、認知症や軽度認知障害の早期発見・早期治療をサポートする認知症保険「be」の発売を開始した。

 イベントでは、エーザイの内藤景介常務や認知症専門医の岩田淳氏が、認知症エコシステムや認知症治療の現状について解説。その後きんに君が登壇し、認知症やその予防方法に関するクイズやエクササイズに挑戦した。

 きんに君は認知症について「介護が必要なイメージ。高齢者の方…60歳くらいから患う病気なのかなと思っていました」と伝えると、岩田氏から「症状が出始めるのはそのくらいの年代の方が多いですが、脳の中で起こる変化としては40歳くらいから始まっている可能性がある」と解説され、現在45歳のきんに君は「僕自身もそうですし、周りにも40代の方が多いので、もしかしたら…ということですね」と真剣な表情で耳を傾けていた。

 「認知症」と診断される以前から徐々に進行していく脳の変化。きんに君は「僕の親の世代は80代前ですけど、ちょっと物忘れが激しくなっていても『歳のせいだから』と言うことが多いですし、日常生活で物忘れっていうのはよくあることなので、『これだ』というのはつかみにくい」と、日々の生活の中で自覚することの難しさを伝えた。

 クイズコーナーでは「認知症予防に適した食材」を問われ、「1.赤みのお肉」と「2.白身のお魚」の2択から魚を選択。「魚の脂には必須脂肪酸などが豊富に含まれていて、抗酸化作用などもあるのできっと効果があるんじゃないか…」と予想し、見事に正解。見立てもおおよそ正しいと絶賛され、「僕、お笑い以外では褒められることがあるんです」と誇った。

 続いて、「認知症予防として毎日やるべきことは?」という問いに対して、「1.毎日パワーと叫ぶ」「2.30分の運動」という“わかりやすい”選択肢が用意されると、「ありがとうございます。これはもう…30分の運動です!」と答え、「目先のお笑いに手を出すよりも、マジメに答えさせていただきました」と再び胸を張る。しかし、岩田氏から「『パワー』が効かないというデータはないので、完全に否定することはできませんが…(笑)」と水を向けられた結果、登壇者全員を巻き込んだパワー合戦が繰り広げられた。

 この状況を受け、ともに登壇したライフネット生命保険の森社長は、「正しい知識のもとで盛り上がってうれしい反面、これでいいのだろうかという気持ちもあります(笑)」と主催者として複雑な胸中を吐露する中、きんに君は「僕はお笑いでスベってしまうことも予防したい。きょうの自己採点は…厳しく言わせてもらって98点」とにっこり。「お笑いをやっている以上、スベってしまうことがある。ライフネットさんには、ぜひスベり保険を作ってほしい。そうすれば安心して舞台に立てる」と期待した。

【写真】さすがの筋肉!全身で『ヤー!』と叫ぶなかやまきんに君
【写真】肉体美!白い歯と鍛え上げた体を披露したなかやまきんに君
【全身ショット】全力でヤー!応援団姿で登場したなかやまきんに君
【写真】油圧ショベルに変身!パワーでくす玉を破壊するなかやまきんに君
【写真】1日のスケジュールを公開したなかやまきんに君

(2024年04月16日 12時56分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ