山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山で桜開花 平年より2日遅く 気象台発表

淡いピンクの花が咲く後楽園のソメイヨシノ=30日
淡いピンクの花が咲く後楽園のソメイヨシノ=30日
 岡山地方気象台は30日、岡山市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年(28日)より2日、昨年(22日)より8日遅い。1週間ほどで満開を迎える見込み。

 気象台職員が午前10時ごろ、同市の後楽園にある標本木で7、8輪が咲いているのを確認した。園内では約120本の桜が淡いピンクの花をつけ始めており、カメラを向けていた兵庫県姫路市の女性会社員(52)は「開花日に来られたのはラッキー。小さな花がかわいらしく、春本番の訪れを感じる」と話した。

 岡山県内では29日から気温が上昇し、一気に開花が進んだ。30日の最高気温は岡山市中心部22・4度(平年16・7度)玉野市21・8度(同15・0度)倉敷市21・5度(同15・9度)など、全16観測地点中5地点で今年最高を記録し、15地点で20度を超えた。

 後楽園東側の旭川河川敷一帯では「岡山さくらカーニバル」が4月7日まで開かれている。

(2024年03月30日 18時47分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ