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シーガルズ 4連勝で決勝R進出 Vカップ、アランマーレに3―0

第2セット、アタックを放つ岡山シーガルズの金田修佳=神戸総合運動公園体育館
第2セット、アタックを放つ岡山シーガルズの金田修佳=神戸総合運動公園体育館
 バレーボールV1女子の全12チームが参加する「Vカップ」でB組の首位に立つ岡山シーガルズは24日、神戸市の神戸総合運動公園体育館で、6位アランマーレを3―0で下し、開幕4連勝とした。予選ラウンド1試合を残してB組2位以上が確定、A、B各組の上位2チームによる決勝ラウンド進出を決めた。

 シーガルズは第1セット、金田、佐伯の強打を軸に劣勢をはね返して25―21で先取。その後は堅い守りから多彩な攻撃につなげ、ストレートで快勝した。

 決勝ラウンドは4月6、7日に東京・駒沢屋内球技場で行われ、4チームがトーナメントで争う。

 シーガルズは30日、赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館で、4位久光との予選ラウンド最終戦に臨む。勝てばB組1位通過で、負けても他の結果により1位で突破する可能性がある。

 Vカップは3年ぶりの開催。シーガルズは前回は予選敗退した。

岡山シーガルズ3ー0アランマーレ
25ー21
25ー17
25ー16

 【評】岡山シーガルズは劣勢をものともしなかった。第1セット中盤で7点を追う中、途中出場の金田が硬軟織り交ぜた攻めを見せてペースをつかんだ。21―21からは高柳のサーブが効果的で相手に良い形で打たせず4連続得点で振り切った。アタック決定率は39・4%を記録。セッター宮下が22得点の佐伯を軸に多彩な攻撃を組み立てた。

 アランマーレはアタックの失点が14に上るなど要所で精度を欠いた。

(2024年03月24日 21時39分 更新)

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