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山陽団地 活性化へ謎解きイベント 赤磐、親子連れら7カ所探す

山陽団地一帯を巡ってクイズに挑む参加者
山陽団地一帯を巡ってクイズに挑む参加者
 赤磐市山陽の山陽団地を舞台にした住民ら手作りの謎解きイベントが17日開かれた。市内外の親子らが地域にまつわるクイズに答えながら巡り、思わぬ発見や交流を楽しんだ。

 古墳や神社など7カ所を訪ね、市を練習拠点とするバレーボールV1女子岡山シーガルズのマスコットキャラクター・ウィンディーの居場所を探し当てるのが目的。3~73歳の30人が挑戦した。

 参加者は、シーガルズの城戸うらん選手から「ウィンディーがいないと困る。早く見つけて」と頼まれ、班別に出発。山陽西小の存続年数や地元喫茶店の正しい看板デザインなどを問う「難問」に直面するたび、意見を出し合って突破した。

 全問正解すると「かざみどり」のキーワードが判明、ウィンディーに見立てた風見鶏が屋根に付いている山陽公民館にゴールした。

 同小2年の妹(8)と巡った5年の兄(11)は「みんなで力を合わせたから解決できた。知らなかった場所もあり、すごく楽しかった」と喜んでいた。

 催しは団地活性化について住民らが自由に語る座談会がきっかけで初めて実現。市職員を含むメンバーら約30人が運営に当たった。

(2024年03月22日 18時50分 更新)

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