山陽新聞デジタル|さんデジ

津山さくらまつり、23日に開幕 初の「空中散歩」など多彩な催し

 「津山さくらまつり」(津山市観光協会などでつくる実行委主催)が23日、同市山下の鶴山公園(国史跡・津山城跡)を主会場に開幕する。今年は高所作業車から石垣と桜を見下ろすイベント「空中散歩」を初開催。恒例の花火やお笑いライブもあり、4月7日まで多彩な催しを繰り広げる。

 初日はオープニングセレモニーがあり、津山情緒保存会が手踊りを披露する。花火は30日と4月6日に各日約120発を打ち上げる。空中散歩は3月30、31日に夜まであり、高所作業車に乗り込んで高さ約30メートルまで上がり、上空からの眺望を楽しむ。小学生以上が対象。1人千円、30日の花火打ち上げ時のみ同2千円で、各日午前9時半から本丸会場で受け付ける。

 つるまる広場ステージでは4月6日、芸能事務所・スターダストプロモーションのオーディションを開催。期間中は、お笑いタレント・ほいけんたさんが登場するお笑いライブ、津山鶴丸太鼓や舞踊集団宮坂流など地元団体の出演もある。

 飲食ブースは、ホルモンうどんやつやま和牛串など25店が並ぶ。園内での食べ歩きや宴会は可能だが、感染症対策としてテントや七輪の貸し出しは新型コロナウイルス禍から継続して中止し、バーベキューも禁止する。

 園内はソメイヨシノを中心に約千本の桜が植えられ、県内で唯一「日本さくら名所百選」に選ばれている。市観光協会によると開花は25日ごろ、満開は今月末から4月初めを見込んでいる。

 開園は午前7時半~午後10時。入園料は高校生以上310円、中学生以下無料。29~31日午前10時~午後3時は津山文化センターと本丸を結ぶタクシーを往復600円(入園料込み)で運行する。問い合わせは実行委(0868―22―3310)。

(2024年03月22日 06時43分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ