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新聞題材に伝わりやすい文章学ぶ おかやま信金、新入職員研修開始

記事の見出しを考えるグループワークに取り組んだ研修
記事の見出しを考えるグループワークに取り組んだ研修
 おかやま信用金庫(岡山市北区柳町)は18日、4月入庫予定の新入職員19人を対象に、新聞を活用したスキルアップ研修を始めた。全3回行い、効率的な情報収集や伝わりやすい文章の書き方を学ぶ。

 初回が本店であり、山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務めた。瀬尾局次長は結論を先に書く記事の「逆三角形スタイル」や、本文を短くまとめた「究極の要約」といえる見出しについて説明。「要約力を鍛えれば、必要なことを端的に伝えたり、効率的に情報を集めたりするのに役立つ」と助言した。

 同信金に関する記事などを使い、見出しを考えるグループワークも行った。参加した男性職員(22)は「業務で同僚らとやりとりをする際の行き違いをなくしたり、お客さまへ商品を丁寧に提案したりできるよう力をつけたい」と話した。

 研修は今後、分かりやすい文章の段落構成を学ぶほか、インタビューの実践などを予定している。

(2024年03月18日 17時15分 更新)

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