読者が選んだ４月のＭＶＰはＧＫスベンド ブローダーセン選手―。ＦＡＧＩＧＡＴＥは５月１〜７日、会員を対象にアンケートを行い、月間ＭＶＰにスーパーセーブが光る守護神を選んだ。岡山市の政田サッカー場でインタビューに応じたドイツ出身の２７歳は「サポーターのために全力で頑張り、ホームで勝ち続けたい」と力強く語った。（川口剛）

　開幕からリーグ戦全試合（第１５節まで）に出場するブローダーセン選手は、高い身体能力と洞察力でシュートストップを連発。何度もチームの危機を救ってきた。中でも読者の記憶に残ったのが、清水戦（４月２８日）でのＰＫストップだ。

　「清水戦でのＰＫストップはしびれました！」
　「あのシーンは本当に興奮しました」
　「ディフェンスに檄（げき）を飛ばす姿は熱い男の証明」
　「息子と二人で叫びました。これからも応援しています」

　読者からは、ピッチで見せる熱いプレーに対してのメッセージが寄せられた。このほか、「素敵な人柄でプレー以外も注目しています！」「日本語が堪能なのも素晴らしいです！」など、ピッチ外で見せる姿に魅力を感じた人も多かった。

　ブローダーセン選手は流ちょうな日本語で「ＳNＳをしていないので、みなさんのコメントを聞けてとてもうれしいし、感動している。みんなと一緒に一番の目標であるJ1昇格を勝ち取りたい」と話した。

　２位は４月に引き続き藤田息吹選手、３位は田中雄大選手、岩渕弘人選手だった。

　アンケートは５月１〜７日、FAGIGATE、さんデジ有料会員（Wプラン、単独プラン）を対象にインターネット上で実施し、２５１人から回答を得た。次回は６月上旬に行う予定。