Ｊ２で９位のファジアーノ岡山は２２日、アウェーで２０位の山口と２―２で引き分けた。これで２試合連続ドローとなり、白星は３試合なし。勝ち点５６（１３勝１７分け９敗）で１０位に後退した。３試合を残し、Ｊ１に自動昇格する２位以内の可能性が消えた。

　前半２８分、ファジアーノはスローインからゴール前にパスを通され先制を許した。１点を追う後半、１３分にFWチアゴアウベスがＰＫを獲得したが失敗。１６分、ＭＦ田中の縦パスを受けたFWルカオがシュート、ＧＫがはじいた球を田中がシュート、最後はＦＷムークが仕留めて同点に追い付く。さらに３９分、途中出場のＭＦ田部井の浮き球に反応したルカオが相手ＤＦと競り合いながらシュート、こぼれ球を途中出場のＦＷ坂本がシュートを決め一度は勝ち越した。しかし終了間際、ペナルティーアーク付近からＦＫを決められ、同点に追い付かれた。

　ファジアーノは次節の１０月２９日、ホームで栃木と当たる。