2試合連続できわどい試合を勝利に結びつけたファジアーノ岡山。木山隆之監督のコメント全文は以下の通り。
木山隆之監督
まずは300人ぐらいですか、われわれのサポーターが来てくれて、後押してくれました。感謝を伝えたいと思います。あと、映像も含めて、岡山でわれわれの背中を押してくれている人たちもたくさんいる。なんとか勝ててよかった。
試合に関して言うと、立ち上がりは比較的、われわれにチャンスがあって、相手コートでプレーしてチャンスを作ったんですけど、そこで決めれなくて。徐々に流れが藤枝の方に行く時もあり、時折、われわれもボールが入っていくんですけども、少しボールを持たれることも多かった。選手たちはプレスに行くこともそうだけど、少し慎重になっていたのかなっていう印象はありました。
後半は、行けるところは行きながら、1点勝負なので、決めるか決められるかっていう話をしながら試合を進めました。一進一退だったかなと思う。当然、藤枝さんの方が攻め込む時間もありましたし、われわれが相手ゴール前に入っていく時間もありました。どっちかが1点取るかなっていう展開だった。途中交代の選手も含めて、最後、われわれのパワーが少し上回ったのかな。結果的に勝ちましたけど、紙一重の試合だったんじゃないかな。そういうふうに思います。
――フィニッシュに持っていくところの運びの部分で、ミスがありました。
それは技術じゃないか。トラップだったり、バスだったり。対峙(たいじ)になれば、当然人の能力になってくる。ボールを相手の後ろ側に持っていくパスだったり、相手から逃げてトラップして相手の前に入っていくことだったり。その逆もあるかもしれないですけど、そういうところがちょっと雑なところもあって、シュートを打ちきれないシーン、キーパーと1対1になりきれないシーンはあったかなと思います。...