高校年代サッカーの最高峰・プレミアリーグ入りを懸けたプレーオフ最終日は10日、広島市のエディオンスタジアムなどであり、A組で初出場のファジアーノ岡山(中国1位)は京都サンガ(関西1位)を1―0で下し、プレミアリーグ初昇格を決めた。
ファジアーノは前半15分、スローインを起点に右サイドをえぐり、FW村木の折り返しからMF楢崎がネットを揺らし先制に成功。その後はチーム一丸の組織的なディフェンスで無失点で切り抜け、試合終了の笛が鳴ると、イレブンやコーチングスタッフは雄たけびを上げて歓喜した。
梁監督は「選手が1年間を通して成長を止めなかった結果」と教え子たちをたたえた。