球際で後手に回り、守勢に立たされる時間が長かったファジアーノ。木山隆之監督のコメント全文は以下の通り。
木山隆之監督
何とか最後に意地を見せたいと思って準備してきましたけれども、試合としては本当にふがいない試合だったなと思います。それに対して何かエクスキューズをするつもりもないですし、自分たちの力が足りない。やっぱり全てを含めて1年通して粘り強さだったり、出し抜く強さだったり、相手を上回る武器だったり、そういうのをなかなか見い出せない1年間だったなと思います。
その中でも掲げた目標に対して真摯(しんし)に向き合ってくれた選手たちと、それを後押ししてくれたファン、サポーターの方には本当に感謝の気持ちしかないですし、選手たちにも自分たちがやったことには胸を張ってほしい。ただ、できなかったことに対してもっと目を向けてこれからやはりやっていくべきなのかなと思います。
最後、今シーズンはもう1試合になりますけど、選手たちにも言いましたけれども、このメンバーでやれるのはもう最後のゲームになるし、チームとしてもまた次へ向かった挑戦になる。遠い先を見るんじゃなくて、目の前のことを全力でやることが常に挑戦の第一歩だと思うので、それをしっかりやること。あと、チームを離れる選手も個人としての新しいスタートになると思うんで、全員で最後の1週間をしっかり練習して、協力して、なんとか一つ勝って終われるよう努力したいと思います。
――今日は柳選手がメンバーから外れていました。
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